今日は清里町でつくっているじゃがいも焼酎のご紹介をします。
清里町では地場産業の振興を目的に1975年より地元の資源を生かした焼酎の生産を開始しました。
域で作っているジャガイモは食用の男爵等よりも加工用のコナフブキ・紅丸が中心です。
これらの加工用のジャガイモはでんぷんを生産することが目的なので、でんぷんの含有量が多いのが特徴で、これを焼酎づくりに生かしてはと取り組まれてきました。
焼酎は町内で収穫された加工用のじゃがいもと大麦こうじを原料に、清里ならではの斜里岳山麓の湧水を利用しました。
今、清里町では、町の中心部にじゃがいも焼酎を生産する工場が建設され、焼酎の製造過程が見学できるほか、すべての焼酎を試飲できます。
「北緯44度」と名付けられたものはアルコールが44度で、ちょっときつめですが、なかなかの味わいです。
個人的におすすめなのは、写真の中央にある「浪漫倶楽部」です。
これは、アルコール度25度で、琥珀色が特徴で、ちょっと氷を浮かべて飲むとなかなか見栄えがよいです。
僕のお気に入りはストレートです。
シングルモルトのウイスキーをストレートで飲む雰囲気もあって、オシャレだなと思いました。
この工場は日本最北端の焼酎工場だそうです。
地元の素材を有効にいかした商品ではないかと思います。
清里町の中心部に位置しています。ぜひ一度寄ってみてください。
■ 清里町焼酎醸造事業所 斜里郡清里町羽衣町62番地 TEL 0152-25-2227