2024年9月18日水曜日

北海道東トレイル開通間近!清里町畑作エリア編 パート2

 清里町畑作エリア編パート1からの続きになります。今回は紹介したい所が多く、少々長くなりますがお付き合いください。

道の駅からトレイルルートに戻り、酪農と畑作エリアのルートを進みます。

秋になると黄色い花の「キカラシ」を植えている畑もあります。近寄って写真を撮りたくなりますが、畑には入らないでください。
道の駅から約2時間ほど歩くと江南地区にあるパークゴルフ場、宇宙展望台、ほしかぜの丘、オートキャンプ場が集約されているエリアに出ます。パークゴルフ場ではトイレの利用も可能ですし、キャンプ場をその日の宿泊場所にするのもお勧めです。また、宇宙展望台やほしかぜの丘も斜里岳から知床連山、清里町内が一望できるお勧めスポットです。
宇宙展望台。晴れていれば昼夜問わず壮大な景色が楽しめます。
ほしかぜの丘。ここから見る景色も素晴らしく、これから行く道も見渡せます。長い時間歩き続けて疲れた体も、この丘に吹く優しい風と芝生の踏み心地で癒されます。
清里オートキャンプ場。宿泊場所のひとつとしてお勧めです。バンガロー7棟、コテージ5棟、フリーサイト37区画あります。センターハウス内にはシャワー室男女各3室、洗濯機3台、乾燥機3台も完備されています。

江南地区から斜里町方面へ向かうルートは目の前に斜里岳を見ながら畑作地帯を進む道が続きます。
江南地区のキャンプ場から30分ほど歩くと、ほんの少しルートから逸れますが「ベリーの森工房」があります。ちょっと寄り道をしてフレッシュジュースを飲んでください。ハスカップの酸味がほどよくきいたジュースはリフレッシュに最高です。
「ベリーの森工房」

ここからも畑作地帯を約2時間ほど歩きます。
やがて「ロッジ風景画」が見えてきます。この「ロッジ風景画」が清里町と斜里町の分岐点になり、ここを左折して海側へ進むと斜里町の来運神社へと続きます。
写真上下ともに「ロッジ風景画」
「ロッジ風景画」も宿泊施設です。ここのオーナーは観光協会会長でもあり、もちろんトレイルルートの整備にも関わっています。ガイド業もされている方なのでトレイル以外にも面白い話しが聞けるかもしれません。是非ご利用ください。

北海道東トレイルの畑作エリアのうち、清里町部分のトレイルルートは以上となります。
次回最終回となります。番外編として、清里町市街地で物資の補給や食事が出来る店などを紹介します。


























2024年9月14日土曜日

北海道東トレイル開通間近!清里町畑作エリア編 パート1

 裏摩周~神の子池編に引き続き、今回は街中の郊外を通る畑作エリア編です。

約2㎞ある神の子池取付道路の林道を抜けると、道道1115号摩周湖斜里線に出ます。ここからはしばらく一般道路を歩くことになりますので車には注意が必要です。

清里町緑町の集落手前から農道に入り、ここから畑作エリアとなります。病害虫の発生を防ぐため、畑には絶対入らないようお願いします。 
          
交通量の少ない郊外の町道を通るこのルートは主に「じゃがいも」、「小麦」、「ビート」など清里町の主力農産物の畑が交互に続きます。時折「デントコーン」などの畑もあります。季節によっては白や薄紫色のじゃがいもの花が咲いていたりと、四季折々の色彩を見せてくれます。
上はデントコーン畑、下はじゃがいも畑です。
トレイルルートからは少し逸れてしまいますが、トイレや食糧・飲料が必要な方は緑町に立ち寄ってはどうでしょうか。ここはJR釧網線の緑駅を中心に、温泉入浴施設「緑の湯」や食糧・飲料が揃う「みどりマート・オオタ」、コーヒーブレイクしたいならこの地域では有名な「マルフ珈琲」があります。
温泉入浴施設「緑の湯」
マルフ珈琲と店内

少々話題がトレイルルートから逸れてしまいましたが、トレイルルートに戻って進むと次は「さくらの滝」にたどり着きます。サクラマスの滝登りは6月~8月末までが見頃です。この時期にハイクするなら是非見て頂きたい場所です。

さくらの滝から次は札弦町方面へ進みます。このルート一帯も畑が続きます。
小麦・じゃがいも・ビート畑が織り合うように混在しています。とても綺麗な景観を見せてくれますが、くれぐれも畑には入らないようお願いします。
6㎞~7㎞ほど進むと札弦町の郊外に着きます。またルートから少し逸れてしまいますが、ここには「道の駅パパスランドさっつる」があります。道の駅ですからトイレや食糧補給も出来ますし、無料の足湯がありますので、ここで足の疲れを癒してはどうでしょうか。
道の駅パパスランドさっつる

札弦町には「道の駅パパスランドさっつる」の他に、廃寺を改装したアウトドアショップと民宿を営業している「マンディル」があります。オーナーはトレイルルートの笹刈りに協力して頂いた方なので、ここに宿泊して裏話しを聞くのも面白いかもしれません。
アウトドア・宿「マンディル」

次回は畑作エリア編パート2……清里町のトレイルルート最終地点まで紹介します。


























2024年9月11日水曜日

北海道東トレイル開通間近!裏摩周~神の子池編

 裏摩周展望台のビジターハウス(駐車場・公衆トイレあり)裏のゲートからは、旧裏摩周展望台跡地から神の子池へ続くルートが整備されています。ゲートからは林道となっており、進むにつれて摩周の森の中へ入っていく実感が湧いてきます。

旧裏摩周展望台跡地の少し開けた片隅に神の子池ルートの看板があります。
このルートは緩やかな下りが約9㎞ほど続く道です。土と落ち葉の上を歩くので足にはとても優しいルートです。
あちらこちらに根っこから倒れた倒木があり、むき出しの根や枝が幻想的な雰囲気を醸し出しています。
道幅は細いのですが、クッションが効いたとても歩きやすい道だと思います。
2時間30分ほど歩くとカラ松の人工林が出てきます。ここまで来ると神の子池はもうすぐです。
摩周の森を抜けて砂利道を少し歩けば神の子池に着きます。ここで休憩がてら神の子池鑑賞を楽しんで頂ければと思います。一応、トイレもあります。
このルートは苔むした倒木や、倒木更新など何万年も続く原始の森を体感できるルートです。

次回は神の子池を抜けて、清里町の畑作エリアの紹介になります。




























2024年9月9日月曜日

北海道東トレイル開通間近! パート3

 2022年(パート2)からの続きです。前年に刈り残したルートを2023年に再び整備しました。

2023年にルートの笹刈り等を完了し、2024年春には笹の新芽や倒木除去作業など再整備を行い、この様な状況になっております。
裏摩周展望台から西別岳登山道までのルートで見る事ができる景色は以下の様な景色が楽しめます。
まずは摩周湖から。まるで鏡のような摩周ブルーの水面は吸い込まれるような美しさがあります。
西別岳側の尾根から斜里岳方向を見たところです。ルートの一部も見えます。
摩周岳が目の前に見える笹原の尾根では立ち枯れた木が自然の厳しさを見せてくれます。
摩周岳登山者が見えたりもします。

裏摩周から西別岳登山道までのルートは以上です。次回は旧裏摩周展望台から原生林を通って神の子池まで行くルートを紹介します。



























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まちづくり清里地域協議会


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