スタッフAです。季節ネタとして紅葉を取り上げているため、矢継ぎ早に更新しております。
清里町は斜里岳も含め、カラ松・トド松などの針葉樹と、ミズナラ・ダケカンバなどの広葉樹が多く、この広葉樹の紅葉は葉が黄色になるのが特徴であるため大雪山のように赤く染まることはありません。所どころで山ブドウやナナカマドの赤く染まる樹木はあるものの、群生はしていないため広範囲で赤くなることはないのです。ですが、黄色い葉も逆光で見るととても色鮮やかで綺麗に見えます。
今回は、少しでも色とりどりの場所を求め「男鹿の滝」に行ってまいりましたのでご紹介します。
最初は「緑ダム」と「男鹿の滝」の分岐点で緑ダムに向かいました。
とてもカラフルで綺麗だったのですが、電柱や道路標識が気になりますよね。なので、途中で男鹿の滝に行先を変更しました。
ここからは11km続く砂利道をひたすら紅葉を求めて奥へと進みます。
長い砂利道を約8kmほど走り、砂防ダムでちょっと休憩。
駐車帯に到着し、ここからは徒歩で男鹿の滝を目指して進みます。約500mほど歩きますので、ここでは熊よけの鈴や笛は必須です。
右側の沢沿いは見通しもよく、見事な紅葉を見ることができました。
男鹿の滝に到着。思いのほか水量が少なくなっていました。
滝に向かって歩いている時は気づかなかったのですが、帰り道はまた違った景色に見えます。不思議ですね。
帰りは逆光になるので、光が透けて見える山ブドウの葉を撮りました。
砂利道を往復22km、やっと舗装された道路に到着です。
ちなみに、斜里岳の中腹は一面黄色い色で埋め尽くされております。この翌日に初冠雪が観測されました。
なんだか裏摩周の森も気になるところですが、怖くて一人じゃ行けないなぁ……。