ここ数日東オホーツクは天候が不安定で、寒さを感じる日々が少なくありません。
今日もそんな感じでした。
羅臼に行く用事があり、車をスタートさせたのですが、「知床峠通行止」の掲示がありました。
やむを得ず根北峠経由で羅臼に向かいました。ところが根北峠を越えて標津に入ると何と快晴で国後島もよく見えます。
羅臼や標津・中標津などは、東オホーツクの近隣ですが、1時間から2時間程度で足を伸ばすことができます。
逆に東オホーツクの天気が悪い時は、この地域の天気がよいこともしばばしばです。
つまり、天候の選択もこの地域では可能性があるということになります。
東オホーツクそのものの自然体験の選択肢も幅が広いのですが、周辺の地域まで考えるとさらに選択肢が広がるということの一つの証拠であると思います。
写真は羅臼の街から見た羅臼岳です。
PS 今日の午後からは東オホーツクも快晴となりました。明日の予想気温は20度を超えるとか・・・(^^)
2007年5月28日月曜日
2007年5月19日土曜日
知床の原生的な空間を歩き、自然を学ぶ
世界自然遺産の知床というと知床五湖・フレペの滝・カムイワッカの滝などが名所として有名ですが、知床自然センターから知床峠方面に上がったところの国有林内に「知床自然観察教育林」があります。
その中心に位置するのが、雪解けの期間限定で沼ができます。
この沼をポンホロ沼といいます。
ポンホロ沼までは、原生林の林の中を入っていきます。
しばらく行くと沢があります。
この沢は今は流れがありますが、7月の上旬になるとこの沢も水が流れなくなります。
というのもポンホロ沼の水もなくなるからです。
この自然観察林の入口から沼までは約30分ほど歩きます。
そこに突然この写真の沼の光景が見えてきます。
沼の周りをぐるっと遠巻きに歩き、ウトロの街も見える丘にあがるなどしてぐるっと回ってきます。
所要時間は2時間近く・・・。知床の原生的な景観とそこにある動植物の実態を観察することができます。
ここは何度行ってもあきないし、知床の自然の本質に迫ることができます。
ただし、入口に案内があるわけではなく、道もありますが、山歩きに慣れていない方にはあまりおすすめできません。
知床特有のダニも少なくありませんし、クマの出没地域ですので、クマスプレイなどを持参するなどのクマ対策が必須です。
藪も多く、完全装備で入る必要があります。
初めてここに行く方は、東オホーツクガイド協会に案内を依頼することをお勧めします。
それなりの準備をして、ガイドを依頼して訪ねれば、知床の原生的な空間のの醍醐味を理解することになるかと思います。
その中心に位置するのが、雪解けの期間限定で沼ができます。
この沼をポンホロ沼といいます。
ポンホロ沼までは、原生林の林の中を入っていきます。
しばらく行くと沢があります。
この沢は今は流れがありますが、7月の上旬になるとこの沢も水が流れなくなります。
というのもポンホロ沼の水もなくなるからです。
この自然観察林の入口から沼までは約30分ほど歩きます。
そこに突然この写真の沼の光景が見えてきます。
沼の周りをぐるっと遠巻きに歩き、ウトロの街も見える丘にあがるなどしてぐるっと回ってきます。
所要時間は2時間近く・・・。知床の原生的な景観とそこにある動植物の実態を観察することができます。
ここは何度行ってもあきないし、知床の自然の本質に迫ることができます。
ただし、入口に案内があるわけではなく、道もありますが、山歩きに慣れていない方にはあまりおすすめできません。
知床特有のダニも少なくありませんし、クマの出没地域ですので、クマスプレイなどを持参するなどのクマ対策が必須です。
藪も多く、完全装備で入る必要があります。
初めてここに行く方は、東オホーツクガイド協会に案内を依頼することをお勧めします。
それなりの準備をして、ガイドを依頼して訪ねれば、知床の原生的な空間のの醍醐味を理解することになるかと思います。
2007年5月16日水曜日
知床五湖らしさを感じてください!
4月27日に今年の入園が始まった知床五湖。
例年に比べると知床連山の雪どけがすすんでいますが、知床五湖らしい景観を堪能できるようになっています。
5月16日に現在、入園は一湖と二湖に制限されていますが、ここ数日以内に五湖全週も可能になるとのことです。
今、水芭蕉が咲いています。
東オホーツクの水芭蕉の群生地の多くは終わりを告げてしまった今、水芭蕉を堪能できるのが知床五湖です。
写真は知床五湖のうちで一番湖が広い知床二湖です。
ここからの知床連山の眺めの良さと湖面に逆さに映る連山の対比がなかなか興味深いところです。
知床五湖は知床の自然のありかたを感じることのできるダイナミックなポイントの一つです。
そうした知床の素晴らしさをありのままに感じていただくことをメインにした自然ガイドを今年も東オホーツクガイド協会は追求したいと思います。
例年に比べると知床連山の雪どけがすすんでいますが、知床五湖らしい景観を堪能できるようになっています。
5月16日に現在、入園は一湖と二湖に制限されていますが、ここ数日以内に五湖全週も可能になるとのことです。
今、水芭蕉が咲いています。
東オホーツクの水芭蕉の群生地の多くは終わりを告げてしまった今、水芭蕉を堪能できるのが知床五湖です。
写真は知床五湖のうちで一番湖が広い知床二湖です。
ここからの知床連山の眺めの良さと湖面に逆さに映る連山の対比がなかなか興味深いところです。
知床五湖は知床の自然のありかたを感じることのできるダイナミックなポイントの一つです。
そうした知床の素晴らしさをありのままに感じていただくことをメインにした自然ガイドを今年も東オホーツクガイド協会は追求したいと思います。
2007年5月13日日曜日
神の子池にはおしょろこまが・・・!
裏摩周展望台から清里方面に行くと、必然的に神の子池にはいる林道に遭遇します。
気が付くと車はその林道に入っていました。
先月の27日には雪があった林道もほとんどなくなり、通行しやすくなりました。
といっても砂利道ですので、運転には十分ご注意ください。
神の子池に行って、エメラルドグリーンの池の中をのぞくとおしょろこまがたくさん泳いでいました。
おしょろこまは北海道だけに生息する魚といわれています。
別名は「カラフトイワナ」とも言われているようです。
サケ科で、体長は20-30cmです。
この池には季節によって、いろいろな魚が存在します。
サクラマスなどもいる時があります。
神の子池はエメラルドグリーンのいろは不滅ですが、いつの何かインパクトあるものがあり、何度来ても飽きさせないものがあります。
そして、すっかり春です。
と思ったら急に寒くなったり・・・そのあたりも東オホーツクの魅力と感じています。
気が付くと車はその林道に入っていました。
先月の27日には雪があった林道もほとんどなくなり、通行しやすくなりました。
といっても砂利道ですので、運転には十分ご注意ください。
神の子池に行って、エメラルドグリーンの池の中をのぞくとおしょろこまがたくさん泳いでいました。
おしょろこまは北海道だけに生息する魚といわれています。
別名は「カラフトイワナ」とも言われているようです。
サケ科で、体長は20-30cmです。
この池には季節によって、いろいろな魚が存在します。
サクラマスなどもいる時があります。
神の子池はエメラルドグリーンのいろは不滅ですが、いつの何かインパクトあるものがあり、何度来ても飽きさせないものがあります。
そして、すっかり春です。
と思ったら急に寒くなったり・・・そのあたりも東オホーツクの魅力と感じています。
2007年5月11日金曜日
知床峠から見た羅臼岳
知床横断道路開通直後の知床峠です。羅臼岳をはっきりと見ることができました。
例年に比べると積雪がこの時期としてはかなり少ないような気がします。
しかし、これからのシーズン、この地域の自然は本当に素晴らしいものになります。
羅臼岳の登山はもちろんのこと、知床五湖、フレペの滝をはじめ、自然満載の東オホーツクです。
知床峠からは国後島も見えます。
羅臼方面に足を伸ばしてみるのもなかなか楽しいことになること間違いないと思います。
例年に比べると積雪がこの時期としてはかなり少ないような気がします。
しかし、これからのシーズン、この地域の自然は本当に素晴らしいものになります。
羅臼岳の登山はもちろんのこと、知床五湖、フレペの滝をはじめ、自然満載の東オホーツクです。
知床峠からは国後島も見えます。
羅臼方面に足を伸ばしてみるのもなかなか楽しいことになること間違いないと思います。
2007年5月10日木曜日
知床横断道路が開通
開通が延期されていた知床横断道路が5月10日の午前10時にいよいよ開通しました。
開通によって、東オホーツクの自然を体験するエリアが拡大され、今年も魅力満載の東オホーツクへの行動が楽しくなります。
羅臼方面への足も伸ばしやすくなりますので、ちょっと枠を広げて多彩な旅を計画しやすくなると思います。
知床・斜里岳、そして周辺の地域を含んだ東オホーツクのほんものの自然体験をぜひ多くの方々に堪能していただければと思います。
ぜひその際には東オホーツクガイド協会にいろいろご相談いただければと思います。
東オホーツクガイド協会のメンバーは、そうした自然体験の旅のお手伝いをするために日々東オホーツク各地を歩き回り、新鮮な情報収集をしています。
開通によって、東オホーツクの自然を体験するエリアが拡大され、今年も魅力満載の東オホーツクへの行動が楽しくなります。
羅臼方面への足も伸ばしやすくなりますので、ちょっと枠を広げて多彩な旅を計画しやすくなると思います。
知床・斜里岳、そして周辺の地域を含んだ東オホーツクのほんものの自然体験をぜひ多くの方々に堪能していただければと思います。
ぜひその際には東オホーツクガイド協会にいろいろご相談いただければと思います。
東オホーツクガイド協会のメンバーは、そうした自然体験の旅のお手伝いをするために日々東オホーツク各地を歩き回り、新鮮な情報収集をしています。
2007年5月8日火曜日
エゾエンゴサク (小清水原生花園)
東オホーツクの花のある原風景として人気のある小清水原生花園(小清水町)では少しずつ花を見ることができるようになりました。
今見ることのできる花はとても少ないです。しかし写真のエゾエンゴサクは小さい花ですが、近づいて見るとその花の持つ美しさは誰にも負けんばかりの優美な感じがします。
遠くから見ると原生花園には何も花がないように見えますが、ここはじっくり見ていただきたいです。
花の数こそありませんが、ここには140種類ほどの草花があり、これからそれらがどんどん花開いて行きます。
東オホーツクにはここ小清水原生花園と斜里の以久科原生花園が有名です。
花のある東オホーツクをじっくりお楽しみください。
今見ることのできる花はとても少ないです。しかし写真のエゾエンゴサクは小さい花ですが、近づいて見るとその花の持つ美しさは誰にも負けんばかりの優美な感じがします。
遠くから見ると原生花園には何も花がないように見えますが、ここはじっくり見ていただきたいです。
花の数こそありませんが、ここには140種類ほどの草花があり、これからそれらがどんどん花開いて行きます。
東オホーツクにはここ小清水原生花園と斜里の以久科原生花園が有名です。
花のある東オホーツクをじっくりお楽しみください。
2007年5月6日日曜日
東オホーツクを魅力を展望する場所 宇宙展望台
清里町のオートキャンプ場・パークゴルフ場に隣接して、宇宙展望台という場所があります。
ここに登ると東オホーツクの全貌を知ることのできる展望が得られます。正面には斜里岳、そして知床連山はもとより、東オホーツクの自然を成り立たせている農村景観など、東オホーツクの醍醐味を体感できる場所です。
清里町の中心地にあるコミュニティセンター(コミット)には東オホーツクガイド協会の事務所がある清里観光協会があります。
ここには東オホーツクのあらましがよくわかる地図や案内パンフレットも置いてありますので、それをもってこの宇宙展望台にのぼり、東オホーツクの見所の位置関係などを把握していただくにも良いかと思います。
いよいよ春から夏に向けての色彩も豊かになります。皆様の東オホーツクへの来訪をお待ちしております。
ここに登ると東オホーツクの全貌を知ることのできる展望が得られます。正面には斜里岳、そして知床連山はもとより、東オホーツクの自然を成り立たせている農村景観など、東オホーツクの醍醐味を体感できる場所です。
清里町の中心地にあるコミュニティセンター(コミット)には東オホーツクガイド協会の事務所がある清里観光協会があります。
ここには東オホーツクのあらましがよくわかる地図や案内パンフレットも置いてありますので、それをもってこの宇宙展望台にのぼり、東オホーツクの見所の位置関係などを把握していただくにも良いかと思います。
いよいよ春から夏に向けての色彩も豊かになります。皆様の東オホーツクへの来訪をお待ちしております。
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宇宙展望台から見た斜里岳 |
2007年5月3日木曜日
砂利道のある光景に新鮮さを・・・。
ゴールデンウィークも後半戦に入りました。
東オホーツクの有名どころの観光地には、各地からたくさんの方が訪れています。
車のナンバーを見ると札幌ナンバーのレンタカーをはじめ、道外ナンバーの車も目立つようになっています。
幹線道路は本当に車が多いように思います。
こういう時はなぜか幹線道路を走らないで、一本脇道に入ってしまうことが多いです。
今回も清里町のさくらの滝近くの脇道を入ってみました。
運転しながら、これはなかなかの光景だと思い、車を脇に停めて、そこから撮影してみました。
砂利道のある風景、意外とこの周辺の景観になじみます。
東オホーツクの各地は道路はたいてい舗装されていますが、中にはこうした砂利道もあります。
ちょっと印象がのどかになります。
こういう風景を楽しみながら各見所に向かうというのも良いかと思います。
東オホーツクの有名どころの観光地には、各地からたくさんの方が訪れています。
車のナンバーを見ると札幌ナンバーのレンタカーをはじめ、道外ナンバーの車も目立つようになっています。
幹線道路は本当に車が多いように思います。
こういう時はなぜか幹線道路を走らないで、一本脇道に入ってしまうことが多いです。
今回も清里町のさくらの滝近くの脇道を入ってみました。
運転しながら、これはなかなかの光景だと思い、車を脇に停めて、そこから撮影してみました。
砂利道のある風景、意外とこの周辺の景観になじみます。
東オホーツクの各地は道路はたいてい舗装されていますが、中にはこうした砂利道もあります。
ちょっと印象がのどかになります。
こういう風景を楽しみながら各見所に向かうというのも良いかと思います。
2007年5月1日火曜日
呼人の水芭蕉群生地
いよいよ5月になりました。
GWを皆様いかがお過ごしでしょうか?
5月でオホーツクといえば、水芭蕉です。
水芭蕉といえば本州では高山地帯の尾瀬の水芭蕉があまりも有名なので、多くの人は水芭蕉を高山植物と思われている方が多いです。
しかし、オホーツクでは海に近い網走湖や濤沸湖の周りに巨大な水芭蕉の群生地が多々あります。
写真は、女満別空港から網走方面に向かった網走湖のほとりにある呼人の水芭蕉の群生地です。
この地域では地元のNPOがトラスト運動を進めており、その一環としてこの群生地も保全されています。
今日はまだそれほど大きくはなっていませんが、白い色が目立つようになってきました。
これから東オホーツク各地の水芭蕉が楽しみです。
知床五湖でも水芭蕉を見ることができます。
GWを皆様いかがお過ごしでしょうか?
5月でオホーツクといえば、水芭蕉です。
水芭蕉といえば本州では高山地帯の尾瀬の水芭蕉があまりも有名なので、多くの人は水芭蕉を高山植物と思われている方が多いです。
しかし、オホーツクでは海に近い網走湖や濤沸湖の周りに巨大な水芭蕉の群生地が多々あります。
写真は、女満別空港から網走方面に向かった網走湖のほとりにある呼人の水芭蕉の群生地です。
この地域では地元のNPOがトラスト運動を進めており、その一環としてこの群生地も保全されています。
今日はまだそれほど大きくはなっていませんが、白い色が目立つようになってきました。
これから東オホーツク各地の水芭蕉が楽しみです。
知床五湖でも水芭蕉を見ることができます。
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呼人(網走市)の群生地 |
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