6月25日(日)に斜里岳が山開きとなります。当日は午前6時30分に安全祈願祭を執り行い、7時すぎにガイド付きの記念登山会を行う予定になっております。
この山開きに向けて、現在登山道整備を行っているところですが、6月17日現在の斜里岳登山道の状況と注意点をお知らせします。
①登山道入口の山小屋「清岳荘」(標高680m)から「上二股」(標高1230m)まで残雪はありません。但し、「万丈の滝」から「見晴らしの滝」の沢登りは溶岩層がむき出しになり滑りやすい箇所がありますので注意してください。
②「上二股」から「馬の背」(標高1430m)の間には残雪があります。特に「馬の背」周辺の残雪は山開きまでには溶けると予想していますが、その前に登られる方は軽アイゼンはあった方が良いと思われます。
③「胸突き八丁」周辺と、「竜神の池」周回道は灌木枝が伸びている箇所があります。
④「熊見峠」(標高1230m)下部に土嚢崩れがなどが見受けられます。
⑤「羽衣の滝」などの場所を示す看板が一部消失したり、かなり劣化している箇所があります。山開き前に登山道整備と併せて新しい看板に付け替えを計画しておりますが、天候により作業が遅れる場合もありますので、ご承知おきください。