北海道で身近な屋外での楽しみにパークゴルフというものがあります。
パークゴルフ、必要なのはクラブ1本とボール1個だけで、ルールはゴルフとあまり違いはないようです。
ゴルフのように何本ものクラブは必要なく、ゲートボールのように団体競技でもないため、手軽に始められるということで広まっているようです。
ゴルフより1ホール1ホールが短く、最長でも100メートル。1本のクラブでボールを操る技術は、奥が深いです。
パークゴルフは1983年に公園の利用を考えて十勝平野の幕別町で創案され,「パークゴルフ」という名前が付けられました。
都会の公園では「この芝生に入ってはいけません」の看板があるように見て楽しむ公園が中心だが、「ぜひ芝生に入って遊んで下さい」と呼びかけ,「遊ぶ公園」を目ざした「田舎ならではの発想」から生まれました。
パークゴルフのコースは、既存の公園を使って造ることができます。
樹木や遊歩道、築山が設置されているところほど、変化に富んだものになります。
芝の上を転がるボールは、思わぬ変化があり,障害物にぶつかったりします。
ちょっとしたテクニックや打つコツが必要ですが、飽きることがなく、病みつきになる人が多いようです。
子どもから大人まで、誰でもできるコミュニティースポーツとして全国各地にコースができるほどの人気をもってきています。
北海道が発祥で、北海道の各地で行われているものの、決して「北海道限定スポーツ」ではないとのこと。
その人口は現在、全国で80万人以上、90万人ともいわれるらしいです。
日本以外でも、オーストラリア、アメリカ、中国、エジプトなどでもパークゴルフは人気が出てきているとのことのようです。
東オホーツクの各地にもパークゴルフ場があります。
写真は、東オホーツクの小学校内に併設されているパークゴルフ場です。
東オホーツクの小学校は、敷地面積も広く、いろいろな機能が校内にあるところが少なくありません。
同時に山村留学(自然体験留学)を実施している学校も多く、本州の大都市から家族でこの制度を利用して、移住・定住されている方も少なくありません。
少人数教育で、行き届いた教育が恵まれた自然環境の中で行われています。