清里町の「さくらの滝」に行ってみました。「さくら」という名前が付いているので、当初は「滝がある桜の名所」かなと思ったのですが、実は、この滝を超える「桜鱒」にちなんで名付けられたとのことです。
平成14年に清里町観光協会は、この滝の名称を一般公募しました。
その時に寄せられた「さくらの滝」が今日の名称となりました。
この「さくらの滝」は、斜里川の本流の中にあります。
斜里川には桜鱒が遡り、河口から50kmあたりのところで産卵をするとのことです。
斜里川は、斜里岳からの湧水で満たされる川です。
斜里川は水温・水量が安定し、桜鱒のえさとなる川虫が豊富川です。
ここにはたくさんの滝があります。その中の一つがこの「さくらの滝」なのです。
写真にあるように、桜鱒がこの時期にはさくらの滝を超えます。
見事なハイジャンプです。
この斜里川には、毎年約3,000匹以上の桜鱒が戻るとのことです。
かなりたくさんの写真を撮影しましたが、瞬間的に桜鱒がジャンプをするので、実際に桜鱒が写っているものは少数でした。
でも、この滝登りなかなか感動ものです。
この周辺には、男鹿の滝、神の子池、裏摩周展望台などもありますので、これらと組み合わせるとよいと思います。
つねに斜里岳がバックにあるなかなかの地域です。