知床横断道路の開通前に、雪壁のある道路を歩く体験が世界自然遺産に登録された年から行われています。
コースは、羅臼側とウトロ側の2コースが設定されていて、今回は羅臼側を歩いてきました。
羅臼側からの参加者は200名ほどととのことです。
参加者は、羅臼のビジターセンターに集合し、羅臼の町長さん等が参加して行われる開会式に参加した後、3台のバスに分乗し、知床峠かの手前3kmまで登りました。
そこでバスを下車し、1kmほど歩いて登ります。今日の朝、雨が降っていたのですが、ウォークが始まる頃には、快晴となりました。
羅臼山をはじめ知床の山々が本当に美しかったです。また海上はちょっとガスっていましたが、国後島も見えました。
現在、知床峠付近の除雪がまだ残っているとのことです。
知床峠の3km手前のところでは、除雪を担当している北海道開発局釧路開発建設部の方より除雪の動向の説明があったのち、除雪の実演をしてくださいました。
巨大な除雪車が道路の上にある雪をはねとばしていく姿は豪快でした。
その後、羅臼側に4kmほど歩きました。雪の壁にそって、知床特有の景観を身近に感じながら、この道路のスケールの大きさを改めて堪能しました。
出発点の羅臼ビジターセンターに戻ると、カニとネギしか入っていないうまいカニ汁を堪能させていただきました。来年はウトロ側からこのイベントに参加する予定です。