2007年4月28日土曜日

一本脇道にはいると・・・

東オホーツクをあちこち走っていると国道や道道以外の様々な枝道があります。

普段は目的地を目指しているので、こうした脇道に入る機会は少ないのですが、時たまそうした枝道が気になって入ってみることがあります。

写真はさくらの滝から南下した未舗装の道と道道1115号線が合流する直前です。

周辺に植わっている樹木とは違い雰囲気があります。その周辺を見てみるといろいろな生活の息吹を感じるものがいろろあります。

こうしたこの地域に生きてきた人々の足跡を感じることも周辺の自然の理解につながると思います。  

東オホーツクにはいろいろな光景があり、奥が深いです。

2007年4月27日金曜日

清里の峠近くはまだ雪の中

本日、裏摩周展望台への道々が、冬季閉鎖から解除されて開通しました。

GWを目前にして、これまで「冬」に閉ざされていた、さくらの滝、神の子池、裏摩周展望台へ、春の佇まいを感じられるであろうことを期待して出向いてみました。

さくらの滝ですが、周辺はほぼ雪解けも進み、今年は例年よりこの時期にしては水量が少ない感じがしました。

まだまだサクラマスが元気よく遡上する時期(6月~8月)には及びませんが、滝の畔にあるサクラの木は5月の下旬にもなれば、私たちの目を楽しませてくれる準備はできていました。

一方、神の子池は、昨晩から朝にかけて雪が降り続いたこともあり、心配をよそに行ったところ、道々の入口から神の子池の駐車場に至る沿道は、また冬に逆戻りかのような白い世界でした。

4駆&スタッドレスでないとかなりキツイ状況で(車高が低い車はご注意!)、雪解けが進むとぬかるみも懸念されます。

池の周辺はいまだ長靴は必須、かんじきがあると、足がもぐらなくて尚いいという状況でしたので、このGW中に訪れてみようと思っている方はくれぐれもご注意下さい。

辺りは、ヤチブキの花が咲くという状況はまだまだのようでしたが、雪根開きはしっかり進んでいました。

そんな状況で一番標高が高い裏摩周展望台はどうかと思って行ったところ、しっかりと道は通じておりました。

天気も良くなり、摩周湖は見事に姿を見せていてくれました(写真は裏摩周展望台の様子です)。

今年は暖冬だったせいか、湖面が凍っていた形跡は全く見られませんでした。

いずれの場所も、いつもよりは冬に近いかなぁという印象でしたが、着実に春は進んでおりました。

これらの地に何回か訪れたことがある方も、その年によって、また違ったGWの清里を見て感じることができるかもしれませんので、今年も、足を運んでいただいてみては如何でしょうか。

【ご注意下さい!】GWの時期の道東地方は、降雪になる場合も珍しくありません。

峠などの道路閉鎖の場合もありますので、ドライブの皆さま、くれぐれも天気予報・道路交通情報にはご注意して、無理のないご旅行を!

2007年4月25日水曜日

知床五湖の周遊開始直前

知床五湖の周遊開始直前の4月25日に、知床をご案内させていただいている自然ガイドの有志たちによって、知床五湖の一湖から二湖の遊歩道の除雪が行われました。

当東オホーツクガイド協会からも3名の自然ガイドがこの除雪作業に参加してきました。

総勢30名弱の自然ガイドたちがスコップで遊歩道の除雪を行い、周遊が可能な状態となりました。

例年より残雪は少ないものの、場所によっては身の丈ほどの積雪のある場所もありました。

しかし、参加した自然ガイドの共同作業によって、その難所も通行可能となりました。

4月の下旬にオープンが予定されていますが、足場がかなりぬかるんでいますので、周遊の際には当面長靴等が必須であると思われます。

今年も東オホーツクガイド協会では、この知床五湖を含めた知床の魅力をご案内するツアーを行います。ぜひご利用いただければと思います。

よろしくお願い致します。

2007年4月22日日曜日

東オホーツクの樹木と景観

今年に入ってから東オホーツクで見ることのできる樹木とその背景となる景観との相関関係に興味を持っています。

東オホーツクには、知床の原生林をはじめ、斜里岳山麓の原生林など原生的な樹木が多数存在します。
しかし、それ以外にも様々なタイプの森があるだけでなく、農家の畑に植林されてきた防風林のある景観もなかなか魅了される場所が多いです。

今回掲載している写真は、昨日、知床横断道路の開通を直前に開催された雪壁ウォークの途中でいい感じ!と叫びながら撮影した樹木です。

手前から後方に広がる雪ととてもマッチングしています。

こうした周辺の景観とセットになって、美しい自然の存在がることを再認識した次第です。

トータルな自然景観を堪能できる東オホーツクの魅力をぜひ実際に歩いて感じていただければと思っています。

2007年4月21日土曜日

知床雪壁ウオークに参加してきました。

知床横断道路の開通前に、雪壁のある道路を歩く体験が世界自然遺産に登録された年から行われています。

コースは、羅臼側とウトロ側の2コースが設定されていて、今回は羅臼側を歩いてきました。

羅臼側からの参加者は200名ほどととのことです。

参加者は、羅臼のビジターセンターに集合し、羅臼の町長さん等が参加して行われる開会式に参加した後、3台のバスに分乗し、知床峠かの手前3kmまで登りました。

そこでバスを下車し、1kmほど歩いて登ります。今日の朝、雨が降っていたのですが、ウォークが始まる頃には、快晴となりました。

羅臼山をはじめ知床の山々が本当に美しかったです。また海上はちょっとガスっていましたが、国後島も見えました。

現在、知床峠付近の除雪がまだ残っているとのことです。

知床峠の3km手前のところでは、除雪を担当している北海道開発局釧路開発建設部の方より除雪の動向の説明があったのち、除雪の実演をしてくださいました。

巨大な除雪車が道路の上にある雪をはねとばしていく姿は豪快でした。

その後、羅臼側に4kmほど歩きました。雪の壁にそって、知床特有の景観を身近に感じながら、この道路のスケールの大きさを改めて堪能しました。

出発点の羅臼ビジターセンターに戻ると、カニとネギしか入っていないうまいカニ汁を堪能させていただきました。来年はウトロ側からこのイベントに参加する予定です。

2007年4月20日金曜日

濤沸湖の氷もすっかりとけました!

今週の初頭は寒い日が多かったのですが、ここ2-3日、東オホーツクはずいぶん暖かくなってきました。

雪のない時期、広い東オホーツクでの筆者の移動手段は、まだ横浜ナンバーが付いているスクーターです。

毎年、「北見」ナンバーにしようと思いつつ、雪のある時はスクーターに乗れないので忘れてしまい、そのうちに・・・。

そのスクーターも今年の越冬は外の屋根のないところでこさせてしまいました。

まぁバッテリーだけ外しておけば問題はないという多くのバイク乗りの方からのアドバイスもあって実施したのですが、問題なく?エンジンもかかり、さっそく濤沸湖周辺を走ってみました。

風はちょっと冷たかったですが、それでも久しぶりのスクーターでの走行は、春を感じるものとなりました。

今週の初頭は再度濤沸湖は一部凍結していましたが、今は氷がなくなり、湖も春の景観になってきました。
濤沸湖を全景にした海別岳

2007年4月14日土曜日

ホームページ更新中

東オホーツクガイド協会ではいよいよ本格化する東オホーツクの自然体験ツアー・登山ツアーに向けて、今年度の体制を確立し、様々な準備を進めています。

これまでの東オホーツクにおけるツアーの見直しや情報提供の見直しなどを行い、このホームページに記載されている情報に関しても「更新」していきます。

現在、各ページを最新情報に更新中です。

更新にはしばらく時間を要すると思いますが、少しずつ更新していきますので、ぜひ、このホームページに記載されている内容をお読みいただければと思います。

2007年4月12日木曜日

何とウトロに流氷出現!

昼前にウトロ(斜里町・知床)の友人から流氷の姿が映ったメールが届きました。

友人に電話をすると、たしかに今日の写真とのこと・・・。

早速友人とウトロに向けて車を出しました。

途中海別岳山麓に行くとたしかに白い流氷帯が確認できました。

その後しばらく海岸からは流氷が見えませんでしたが、ウトロをすぎてプユニ岬に行くとたしかに流氷が確認できました。

知床自然センタを通過し、岩尾別川に下るあたりで再度流氷を確認しました。

今日は4月12日ですが、この日付で流氷が確認できるとは・・・。

考えてみるとたしかにまだ海明け宣言は出ていないのですね・・・。

知床五湖方面の岩尾別川まで行ってみました。

通行止めにはなっていますが、見える範囲に雪はありませんでした。

28日にはここも通行止めが解除される予定です。

2007年4月7日土曜日

大空町の丘から見えた夕陽

最近よく通過するのが大空町のメルヘンの丘を東に登った朝日ヶ丘展望台近くの丘・・・。

ここは丘の上まで畑が広がっています。防風林も意外と少なく、その結果周辺の眺望も360度となるような場所も少なくありません。

大空町から自宅の小清水に戻る際には、このあたりの農村の風景を楽しみながら車を走らせることが多いのですが、それはこの周辺の農村景観の素晴らしさによるところも大きいと思います。

東オホーツクに観光で来る方の場合、主に国道を通過されることが多いと思いますが、この周辺の道路は、どこも整備されていて、道路案内も整備されているので、それほど迷うことなく目的地に到着できるはずです。

観光バスや公共機関を使うのであるとなかなかこの景観に接するのは難しいとは思いますが、レンタカーやマイカーで東オホーツクに来られるのであれば、ぜひこうした農村部の中にある自然景観を堪能していただきたいです。

農村部は原生的な自然景観ではありませんが、二次的な自然景観も大事な自然を学ぶ機会だと思います。

もちろん写真のような夕陽もとても美しいです。

2007年4月2日月曜日

白鳥の旅立ちか!

ラムサール条約に登録された「濤沸湖」(小清水町・網走市)の西側に白鳥公園と名付けられたところがあります。

JR釧網本線の北浜駅からは徒歩10分程度のところにあります。

ここには白鳥の姿を秋以来ずっと見ることができましたが、その数が減ってきました。

ぼちぼち飛び立ってしまう時期だからです。

しかし、濤沸湖の南岸に近い農家の畑では雪が融けて芽を出しつつあるものをその白鳥さんたちがつついています。

農家の人たちはちょっと心配そうですが、それでも春の訪れを感じる一つの光景として・・・。

2007年4月1日日曜日

山は雪まだ深し

斜里岳の山小屋、清岳荘はまだ深い雪の中。

営業を開始する6月中旬まではじっと雪解けを待っているよう。

今は道路も除雪されていないためスノーシューやスキーで2時間以上は歩かないとここまで行けませんがいつ来ても海まで見渡せる風景はいいものです。

帰りは林道をピューっとスキーで滑って帰れば早くて快適。

ここ東オホーツクは原生林やなじみの建物、バードウオッチングなど色々な場所でスノーハイキングを堪能できるとても楽しく幸せなところです。

NPO法人きよさと観光協会
まちづくり清里地域協議会


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