オオワシたちはまだ居るだろうかといつもの生息地へ行ってみましたがさすがにもう10羽ほどしかいませんでした。
ワシたちの下の沢沿いをスノーシューをはき歩いてみると体がカビなどで真っ白になり死を待つばかりのサケがぽつりと一匹。
ついに今シーズンのサケの遡上も終了のようです。
でも卵と稚魚を狙うアメマスとおぼしき魚達が群れでどっさりと来ていました。
それにしても2週間前まであんなにいたサケが骨もほとんど残らず大地の滋養となってしまったのは不思議です。
たぶん死んだら分解しやすい体なのでしょう。これが自然の摂理だと感じた河における輪廻でした。