オオワシとオジロワシと言えば隣町の「世界自然遺産・知床」が有名ですが、この時期清里町には沢山来ています。しかし動物写真愛好家等の観光客が沢山来ても困りますので、内緒にしています。ですからこの写真はワシかカラスか解らない程度の望遠で写してあります?
本当は近くに寄ると逃げてしまうからです。特にカメラを向けると直ぐに飛び立ちます。何処かで鉄砲を向けられているからでしょうか。
なぜ沢山のオオワシとオジロワシが来るかと言えば、近くに「さけ・ますふ化場」があるからです。
今時は、ふ化場入口のこの付近で産卵をして一生を終える鮭が多く、その鮭を狙ってオオワシとオジロワシが常駐しています。また、地元のカラスも集まっています。
自然界とはいえ、何とも言えない気持ちになります。
ちなみにこの川は禁漁で、鮭を取ってはいけません。しかしこの時期にここまで上った鮭の身は「ほっちゃれ」で、卵は「ガム」状態ですので誰も手を触れません。私は食べた事がありませんが、誰かが言っていました。本州でも鮭のふ化事業が進んでいますが、今年は北海道の美味しい鮭の漁獲量が減っており、品薄・高値が続いています。美味しい「イクラと筋子」が食べたいナー!!