裏摩周~神の子池編に引き続き、今回は街中の郊外を通る畑作エリア編です。
約2㎞ある神の子池取付道路の林道を抜けると、道道1115号摩周湖斜里線に出ます。ここからはしばらく一般道路を歩くことになりますので車には注意が必要です。
清里町緑町の集落手前から農道に入り、ここから畑作エリアとなります。病害虫の発生を防ぐため、畑には絶対入らないようお願いします。
交通量の少ない郊外の町道を通るこのルートは主に「じゃがいも」、「小麦」、「ビート」など清里町の主力農産物の畑が交互に続きます。時折「デントコーン」などの畑もあります。季節によっては白や薄紫色のじゃがいもの花が咲いていたりと、四季折々の色彩を見せてくれます。
上はデントコーン畑、下はじゃがいも畑です。
トレイルルートからは少し逸れてしまいますが、トイレや食糧・飲料が必要な方は緑町に立ち寄ってはどうでしょうか。ここはJR釧網線の緑駅を中心に、温泉入浴施設「緑の湯」や食糧・飲料が揃う「みどりマート・オオタ」、コーヒーブレイクしたいならこの地域では有名な「マルフ珈琲」があります。
温泉入浴施設「緑の湯」
マルフ珈琲と店内
少々話題がトレイルルートから逸れてしまいましたが、トレイルルートに戻って進むと次は「さくらの滝」にたどり着きます。サクラマスの滝登りは6月~8月末までが見頃です。この時期にハイクするなら是非見て頂きたい場所です。
さくらの滝から次は札弦町方面へ進みます。このルート一帯も畑が続きます。
小麦・じゃがいも・ビート畑が織り合うように混在しています。とても綺麗な景観を見せてくれますが、くれぐれも畑には入らないようお願いします。
6㎞~7㎞ほど進むと札弦町の郊外に着きます。またルートから少し逸れてしまいますが、ここには「道の駅パパスランドさっつる」があります。道の駅ですからトイレや食糧補給も出来ますし、無料の足湯がありますので、ここで足の疲れを癒してはどうでしょうか。
道の駅パパスランドさっつる
札弦町には「道の駅パパスランドさっつる」の他に、廃寺を改装したアウトドアショップと民宿を営業している「マンディル」があります。オーナーはトレイルルートの笹刈りに協力して頂いた方なので、ここに宿泊して裏話しを聞くのも面白いかもしれません。
アウトドア・宿「マンディル」
次回は畑作エリア編パート2……清里町のトレイルルート最終地点まで紹介します。