9月12日(日)に、裏摩周から神の子池へ繋がるトレイルコースを使用した森林浴ツアーを開催いたしました。
このツアーに私(スタッフA)も同行させて頂き、ガイド・参加者の方にも了解を頂きましたので、ツアーの一部を紹介いたします。
まずはスタート地点である裏摩周展望台から。当日はあいにくの霧雨で、最初は摩周湖が隠れて見えなかったのですが、参加者の中に強運の持ち主がいたようで、わずかな時間ですが霧雨が降る状況でも湖面を見ることができました。
摩周湖を見た後は、いよいよトレイルコースの出発点に向け、旧展望台跡地への林道を進みます。もう、ここからは非日常的な異世界への入り口です。
旧展望台跡地に着きますと、ここからがトレイルコースの出発点になります。
原生林の森の中は、様々な植物・樹木があります。朽ちて立ち枯れしたもの、根の部分から倒れたもの、何か畏敬の念すら感じます。
所々でガイドのによる様々な森の生態系についての説明を聞きながら進みます。
ガイドによるキノコ類の説明。何種類ものキノコが自生していましたが、ここでは紹介しきれませんので省略します。下の白いキノコは猛毒があるそうで、ちょっと怖いですね。
この上と下の写真は樹液についての説明でしたが、この樹液の臭いは男性と女性で好みが分かれ、男性は嫌いな人が圧倒的に多いとか。でも、女性には好まれる臭いらしく、出来る事なら持って帰りたい……。
コースの中間地点でコーヒーブレイク。大自然の中で飲む淹れ立てのコーヒーは絶品です。
これは松ボックリではありませんが、木の実の一種で、硬くてトゲトゲがあります。これが時々落ちてくるそうで、頭上にも注意が必要です。
どんなに大きく成長した樹木も、根の張り方が浅いと簡単に倒れます。なにか身につまされる思いです。まだ9月中旬ですが、森の中では秋の気配を感じました。
ここまで来ればゴールの神の子池も間近です。
最後はゴールの神の子池を見て解散となります。
トレイルコースは約7kmですが、裏摩周展望台も含めますと約9kmを歩く事になります。今回は裏摩周展望台を午前9時に出発して、神の子池に到着したのが12時30分頃でした。長いと思われるかもしれませんが、コース全体が緩やかな下り坂なので体力的にはそれほど厳しくありません。
次回開催はまだ未定ですが、もっと多くの方にこの素晴らしい大自然を体験して頂くため、今後も継続してツアーを開催して行きますので、その際は是非ご応募ください。