2019年4月10日水曜日

きよさと観光情報(裏摩周展望台・神の子池・さくらの滝)

 4月に入り、清里町にもようやく春の気配が感じられるようになってきました。
 ただ、ここ数日、日中も気温の上がり方は鈍く、本格的な春の訪れはもう少し先になるようです。

 まもなく始まる観光シーズンを前に、今回はお問い合わせの多い「神の子池」をはじめ、清里町内の観光スポットの情報をお知らせいたします。

①裏摩周展望台

 裏摩周展望台は、弟子屈町側の展望台に比べ霧の発生が少ないことから、より美しい摩周湖の眺めを堪能できます。
 現在、展望台までの取付道路(約3キロ)が冬期通行止めとなっているため、展望台まで車で行くことはできません。この取付道路が開通するのは、例年4月中旬ごろの予定です。開通日時が決まりましたらホームページ等でお知らせいたします。

【清里市街からのアクセス】
道道1115号(摩周湖斜里線)を清里峠方面(中標津町方面)に向かい、清里峠の頂上付近(中標津町との境界付近)で道道を右折し、展望台までの取付道路を約3キロ走ると駐車場に到着します。清里市街(清里町役場付近)から裏摩周展望台までの距離は約30キロで、車で概ね40分程度です。
 
②神の子池

 最近特にお問い合わせの多い神の子池は、静かな森の中にたたずむ美しいブルーの水面が何ともいえず神秘的で、訪れる方も増えています。
 ただし、神の子池までの林道は冬期間は除雪されていませんので、車で通行することはできません。したがって、冬期間に神の子池に行く場合は、林道の入口の安全な場所に車を停め、往復4キロを歩くことになります。雪道ですので、長靴やスノーシュー(かんじき)等の装備が必要です。所要時間は、往復徒歩と見学の時間を含め1時間半~2時間程度です。
 なお、林道の開通(車での通行可)は、大型連休(ゴールデンウィーク)前を予定しておりますので、もうしばらくお待ちください。日時が決まりましたらお知らせいたします。ただし、警察の規制により大型自動車(観光バス等)及び中型自動車(マイクロバス等)は林道を通行できませんのでご注意ください。

【清里市街からのアクセス】
 道道1115号を中標津町方面に向かいます。緑市街を抜け、裏摩周まで行く途中で「神の子池 300メートル先右折」の案内標識が見えますので、注意して走行していただき、取付道路(林道)のところで右折します。右折後は未舗装の林道を約2キロ走ると駐車場に到着します。林道は狭い箇所も多いため、対向車等に十分気をつけて走行してください。清里市街から神の子池の駐車場までの距離は約25キロで、車で概ね40分程度です。(取付道路(林道)は大型自動車及び中型自動車は通行不可) 

③さくらの滝


 さくらの滝は高さ3mの滝で、春には桜が咲き、7月から8月にかけてサクラマスが滝越えのジャンプを見せてくれます。サクラマスは渓流の女王といわれるヤマメ(北海道ではヤマベといいます)が海に下り大きく成長して再び産卵のために川にもどってくるサケ科の魚で、日本では日本海側と北日本の河川に遡上が見られますがこれだけ大きな滝をジャンプする場所は世界的にも珍しいといわれています。
 サクラマスのジャンプが見られるのは概ね6月~9月で、それ以外の時期は見ることができません。また、なにぶん自然の現象ですので6月~9月の期間であっても見ることができない場合もありますので、ご了承いただければと思います。 

【清里市街からのアクセス】
 道道1115号を中標津町方面に向かいます。道の駅「パパスランドさっつる」を過ぎ、札弦市街を抜けてしばらく行くと、「さくらの滝 300メートル ←(左折)」の標識があります。左折後は案内標識に従って走行してください。その後もう1箇所右折するところがあります。右折後は道なりに約2キロ進むと駐車場に到着します。清里市街からさくらの滝までの距離は約15キロで、車で概ね20分程度です。
 さくらの滝は大型自動車及び中型自動車(観光バス、マイクロバス等)の乗り入れが可能ですが、道幅は広くないので注意して走行してください。大自然の中にひっそりと存在する滝ですので、有名観光地のように広い駐車場が整備されているわけではありません。事故等には十分お気をつけください。

NPO法人きよさと観光協会
まちづくり清里地域協議会


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