そんな暑い時期に、一度は行っておきたい場所「男鹿の滝」を、ご紹介します。
最初にお伝えしておきますが、ここは「神の子池」以上に秘境です。
滝そのものは、大変素晴らしいのですが、かなりの悪路が続き、熊の目撃情報も多数ございます。十分な準備をしてお出かけ下さい。
道道1115号の、緑市街から神の子池への分岐との間に、「男鹿の滝」への看板が出ます。
そこを曲がり、4km進むと林道の入口です。
ここから砂利道が始まります。
10km以上続きますが、十分スピードに気をつけて下さい。比較的見通しの良い場所でも、砂利道では一度ハンドルを取られると、コントロール不能になります。
だんだん勾配がきつくなり、滝の入口に到着します。あまり目立つ看板ではないので、見落として通り過ぎないよう、注意して下さい。
看板手前に駐車スペースがありますので、そこへ駐車するようお願いします。
そして、ここからは熊の目撃情報が多い場所を歩く事になりますので、必ず熊よけの鈴や、携帯ラジオ等を持参して下さい。
400m程続く遊歩道は、少しアップダウンがあります。登山靴までは必要ありませんが、スニーカー等の歩きやすい靴を用意して下さい。
滝はかなり近い距離で見る事が出来ます。特に柵などは設けていませんので、水の近くへ行く際は、十分気をつけて下さい。
マイナスイオンたっぷりの場所ですが、トイレや自販機は一切ありませんので、あらかじめ済ませて、お越し下さい。
到達するのは、非常に大変な場所ですが、来て良かったと感じられる場所です。
ここで、注意点をまとめておきます。
・道道1115号から、往復で40km程度走ります。
時間もガソリンも、十分余裕のある状態でおいで下さい。
・道道から外れると、トイレや自販機、売店等は一切ございません。
商店等は緑市街が、最寄りです。
・北海道全体に言える事ですが、特にここは、熊の目撃情報が多いゾーンです。
熊よけの鈴や、携帯ラジオの準備をお願いします。
・多少、アップダウンの区間を歩きます。
スニーカーなど、歩きやすい靴を用意して下さい。
最後に、帰りに「緑ダム」へ寄られる際の注意点です。
カーナビでは、「男鹿の滝」を通り過ぎる形で、奥に進むよう案内されるかもしれませんが、この先は、ここまで来た以上の悪路です。かろうじて轍はありますが、1m以上伸びた雑草や、車体に傷が付く程に伸びた木の枝の中を走る事になります。
よって、一旦最初の写真の場所まで戻る事を、強くお勧めします。
自己責任で、そのまま林道を進む場合、男鹿の滝から緑ダムまで、15km以上悪路が続き、パンクの可能性もあります。また、携帯電波の弱い場所、圏外になる場所を走る事になります。
繰り返しますが、最初の写真の場所へ戻る事を、強くお勧めします。
「男鹿の滝」そのものは、とても素晴らしい場所です。しっかり準備をして、ゆっくり余裕を持った行程で、お出かけ下さい。