いよいよ6月29日(日)に「斜里岳山開き」となります。これに合わせ、6月17日に登山道整備に行ってきましたので、その時の状況をお知らせします。
まだ沢の水量が多く、足元は水に浸かる覚悟が必要です。無理に飛び越えようとはしないでください。
仙人洞から旧清岳荘跡地までの間に残雪がありますが長い距離ではありません。この後も残雪のある場所はありますが、アイゼンは不要です。
下二股の旧道コースと新道コースの分岐点。旧道コースは急斜面が続き沢の渡渉も多いため、自信の無い方は下山するか新道コースでの往復をお奨めします。
万丈の滝から見晴らしの滝の間にも残雪があります。ここは雪の上を歩かず、縁の岩盤を歩いてください。
この日は七重の滝から斜里平野が綺麗に見えました。
上二股手前にも残雪があります。注意しながら縁を歩いてください。
上二股にはトイレブースを設置しています。携帯トイレ使用時にご利用ください。
私は初めての登山だったので無理せず上二股から新道コースで下山しましたが、新道コースにも3ケ所残雪の上を歩く場所がありました。ですが、ここもアイゼンは不要です。
私は、飲料水をペットボトル2本持って行きましたが、それでは足りなかったのか途中で軽い脱水症状が出まして、下山が体力的に一番きつく感じました。無理に頂上まで行かなくて良かったと今は安堵しています。
また、頂上まで行った者に聞きましたら、頂上付近は残雪がなく問題ないとのことでした。
新道の尾根コースです。
ヒグマの生息区域になりますので、熊鈴などの対策は必要です。また、所どころ木の枝が張り出している場所がありますので、頭上にも注意をしてください。
水分補給を忘れずに無理せず楽しい登山をしましょう。